ジャパンパラ競技大会

1月18日~20日までジャパンパラ競技大会(新宿コズミックセンター)へ出場してきました。
 
ジャパンパラは、各クラスの海外選手を招待し、チーム戦・ペア戦を行なう大会です。1コートを観客が囲み、各クラス1日1試合、試合解説も入り、通常の大会とは異なる雰囲気の中で行われます。


BC1,2クラスのチーム戦の相手は韓国、BC4クラスのペア戦の相手はカナダ、BC3クラスはどこの国が来るのか…と楽しみにしていましたが、BC3クラスは海外勢が出場を辞退し急遽、日本人同士の個人戦に決まりました。
 
ジャパンパラは、ボッチャを見たことない人や知らない人に対して、ボッチャの魅力や楽しさを知ってもらえるとても良い機会だと昨年出場してみて感じました。
世界ランキングに影響がない大会だからこそ、派手なプレイやダイナミックなプレイを選び魅せるボッチャができる大会、だからこそ今年もどんな大会になるのか、とても楽しみで多くの人たちに会場へ足を運んでいただきたいなと思っていました。
 
そんな中でBC3クラスは海外勢が不在の日本人トップ3の対決…
正直、大会の数日前までジャパンパラ競技大会に向けたモチベーションは自分自身の中ではかなり低かったです(汗)
 
しかし、代表選手として出場する以上は「勝ち」が求められること、会場へ足を運んでいただいた人たちにボッチャの楽しさを少しでも感じてもらえるような姿を見せることが自身の使命だとは思っていました。
 
なんとか試合当日、試合直前に合わせて気持ちを高めていき、1日目の対戦相手は日本選手権3位の選手。
お互いに初戦ということでお互いにミスはありましたが、5対1で勝つことができました。


2日目の対戦相手は日本選手権1位の選手。ドバイでも対戦し、ここ数か月の対戦では1勝1敗。
相手は初戦で私は2戦目、BC3クラスは同じ環境で試合数を重ねられることがとても有利になりますが、私はその有利を生かして6対0で勝ち、優勝することができました。


無事に優勝できたことにホッとしました。
今大会は都内での開催ということもあり、知り合いも数多く観戦に来られ、所属先(フォーバル)の仲間にも応援に来ていただき、とても有り難くチカラをいただきました。競技力の向上を求めフォーバルへ転職して2月でちょうど1年が経ちます。少しずつ大会結果として残せるようになった今、以前までは試合で勝っても嬉しさや喜びはあまりありませんでしたが、私を支えてくれている人たちが以前より増えた分、勝つことで喜んでくれる人たちも増え、不思議と私自身も以前よりも試合で勝つと嬉しい気持ちになるように変わってきています。
 
勝負である以上、勝つことがあれば負けることもある。負けることでの気づきや学びも多いのも事実。だけど、やっぱり負けてばかりではなく勝ちたい。。
2019年のスタートを優勝という形で切れたからこそ、2019年は勝利への貪欲さを常に持ち「たまに負ける」ぐらいで前進していけたらと思っています(笑)
 

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