プロフィール
高橋 和樹(たかはし かずき)
1980年2月3日生まれ。
埼玉県草加市で育ち、5歳から柔道を始め、小学校5年生の時に埼玉県少年柔道大会で優勝、全国少年柔道大会へ出場。中学校3年生の時に東京都中学校柔道大会で優勝、関東中学校柔道大会で優勝、全国中学校柔道大会へ出場。
高校は足立学園高等学校へ特待生で入学、高校2年生の時に名古屋での遠征中の試合で頚椎損傷の大ケガを負う。その後、高校に復学、千葉商科大学に進学。卒業後、2003年より「NPO法人 自立生活センターくれぱす」に入社。同時に親元から離れる決心をし、さいたま市内で介助者を入れながらの自立生活をスタート。
2013年9月、東京オリンピック・パラリンピックの開催決定に刺激を受け、自らが東京パラリンピックに競技者として出場すると決め、2014年3月よりボッチャを始める。
競技を始めて僅か2年、世界選手権大会で日本人初となる2位を収め、リオデジャネイロパラリンピックに個人戦(BC3クラス)で出場。リオでは世界の強さを痛感し予選敗退。
2018年2月、競技に専念できる環境を求め、株式会社フォーバル( https://www.forval.co.jp/ )へ転職。
リオデジャネイロパラリンピックでの苦しさや悔しさを糧に2020年東京パラリンピックでのメダル獲得を目指す。
2020年3月、コロナウィルス感染拡大により東京オリンピック・パラリンピック開催の1年延期が決定。
2021年8月、東京パラリンピックに個人戦とペア戦に出場(BC3クラス)。個人戦は予選リーグ敗退。ペア戦は決勝まで勝ち進みタイブレイクまで持ち込むも韓国に敗れ、銀メダルを獲得。
東京パラリンピックを終え、ひとつのゴールにたどり着いた中、今後の競技人生をどうしていくかを考え、心の中に大きく残るものは金メダル獲得に届かなかった悔しさ…。ボッチャを始めてから東京パラリンピックまでの7年間、たくさんの方に応援・支援され競技が続けられてきた中で、「過去の自分を超える姿」を見せられるよう、日本代表、そして世界一に向けて精進し、2024年パリパラリンピックでの悲願の金メダル獲得を目指すことを決意。
2022年1月、心機一転、新たなパートナー(ランプオペレーター)と世界一を目指し再始動。「挑戦を楽しむ!変化を楽しむ!!」をモットーに世界への挑戦を歩み続けている。