世界選手権in北京③
今回、全体的に恵まれていたこととして、ほぼ全試合で朝1番の試合なため、試合コートで練習ができる。朝一の試合でない場合はサブコートでの練習しかできないため、BC3選手にとって試合コートでの練習が出来ることはとてもありがたいことだ!
さて、初戦!
相手は世界ランキング7位のブラジル選手。
この選手の動画は何度も見ていて、対戦したくないなぁと思っていながらも対戦するんじゃないかなーと予測をしていて見事的中(汗)
この選手は試合を見ている分には面白いが、対戦するには嫌な選手…。
試合が開始すると、普段の国内大会ほどの緊張感はなかったが、完全に会場の雰囲気に呑まれ、また、ブラジル選手の声援の大きさに圧倒されアウェイ感をとても感じ、動揺してしまい狙いがズレてミスボールが何球かあった。
ただ相手も当然に大会初戦。相手は自分以上にペースが乱れ波に乗れていなく、いまいち決めきれず、逆に自分はポイントをしっかりとるとこでとることができ、最終的に4対3で勝利することができた。
初出場の自分にとっては予選リーグ初戦の相手が1番強い選手。その選手に勝てたことで、なんとしてでも決勝トーナメントに上がらなければという気持ちになり、そのためにも次の試合を絶対に勝つ!と言い聞かせていた。
初歩的なことだけど初めての国際大会の初戦から気づいたこと↓
・英語ができない=コミニケーションが取れないと言うことで、不安や心配が普段より多く集中力に欠ける。英語はしっかり勉強しといたほうがいいですね(汗)
・国内の試合で「ポイント」と言って聞くことに慣れてしまい、ついつい言ってしまうが通じない。「スコア」と言い、しかも「スコア」の「ア」を強く言うと伝わらずだった。
・国内の試合で「計測」と言っているがもちろん伝わらない。「メジャー」と言い、審判によってはジェスチャーをしながらでないと伝わらない。
・ブラジル選手はアシスタントの体格が大きく、相手がボールを投げているときにどのコースに投げたかアシスタントが邪魔で見えない。普段であれば相手がボールを投げている時間に自分がどのコースに投げるかを考えることができるが、相手の投げるコースによってはそれができなく困った。
・自分が投球する際に相手選手のアシスタントが邪魔な時、「どいて下さい!」と言っても当然に伝わらず、だからといってなんと言って良いかもわからずランプを横に振りながらアシスタントにぶつけて動いてもらった。
・コールルームで必ず確認することを英文にして印刷して紙で持っていた。①ランプの先や土台が下につかないこと、②こちらのアシスタントも移動するので相手のアシスタントも移動してほしいこと、審判にだけでなく相手選手とアシスタントにもしっかりと伝えておいた方が良い。
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