ドバイワールドオープン大会(個人戦)
12月15日~21日までUAE(ドバイ)で開催されたワールドオープン大会に出場してきました。
羽田空港からドバイまで直行便があるにも関わらず訳あってBC3クラスはロンドン経由でドバイへ渡航することになり、移動にかかる所要時間は24時間(直行便であれば11時間なので倍)。14日に出発して24日に帰国しました(汗)
結果は、個人戦は銅メダル、ペア戦は銀メダル!
個人戦とペア戦でダブルでメダルを獲得できました!!
2018年の最後となる大会…
日本選手権直後の大会となり国際大会に向けた特別な調整はできませんでしたが、今の自分の実力が世界でどの程度通用するのか、2019年に繋がる戦いと結果が残せるように挑んできました。
まずは個人戦
初戦と2戦目を危なげなく勝つことができ、3戦目のポルトガルの選手はリオデジャネイロパラリンピックの銅メダリストでした。相手の方が世界ランキングも実力も上であることを分かっていたからこそ、胸を借りるつもりで臆さず挑み、相手のミスもあり、勝利することができ、予選リーグは全勝で決勝トーナメントへ
決勝トーナメントへ進出し、準々決勝の相手は日本選手権の決勝で負けた現日本チャンピオン。
こんなにも早く再戦が訪れたことへのワクワク感と同じ日本人選手に二度は負けられないという気持ちが強く、正直、実力は相手の方が上でしたが、自分のペースで試合が運べるように意識し、ギリギリでタイブレイクで勝つことができました。
準決勝は過去に二度負けているオーストラリアの選手、世界ランキング3位です。
序盤でリードし3エンド目が終わった時点で4対1で3点リード。
しかし世界のトッププレイヤーは終盤になればなるほど強い。
私の僅かなミスを見逃さずに4エンド目で3点取られ、4対4でタイブレイク突入。
タイブレイクも最後の最後までどちらが勝つか分からない展開ではありましたが、相手の方が上で負けてしまいました。
点差だけを見れば、競り合っている…、あと一歩だった…そんなふうに感じ取れるかもしれませんが、この差が小さいようでとても大きく、私と世界トッププレーヤーにある差だと実感しました。
最後の1球まで気持ちを切らさず常にベストな投球をすること、それができてこそ世界のトッププレイヤーになれるのだと痛感しました。
準決勝で負けて3位決定戦、相手は予選リーグで対戦したリオデジャネイロパラリンピックの銅メダリストです。
ここで勝つか負けるかはメダルを持ち帰れるか否かを左右し、最も大事な1戦。
ここで負ければ予選リーグでの勝利はまぐれであり、ここで勝てば実力として証明できる。
相手も私のプレイを対策し、予選リーグよりも厳しい試合展開にはなりましたが、なんとか勝利し、銅メダルを獲得することができました。
個人戦が終了し、日本チャンピオンへのリベンジと久々の国際大会のメダル獲得にホッとしながらも、準決勝での敗戦に悔しさを残し、ペア戦では更に良い色のメダル獲得を目指して!!
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