第18回日本ボッチャ選手権大会①
2016年11月26日
いしかわ総合スポーツセンター(石川県金沢市)で開催
いしかわ総合スポーツセンター(石川県金沢市)で開催
自分にとっては2連覇がかかっている大会。そして、パラリンピック出場者として周りからは「優勝して当然!」と思われてる中での戦い。
・予選リーグ1試合目
9対2(勝ち)
相手は一昨年の日本チャンピオンでロンドンパラリンピックに出場している選手。世代交代をはっきりさせる意味でも絶対に負けられない相手。どんな戦いをするのかほとんどデータがなかったため不安な部分もあったが、普段の戦いをすれば勝てるとは思っていた。
初戦ということもあってボールの曲がりも目立ちながらも確実にポイントを重ねて圧勝。
・予選リーグ2試合目
3対4(負け)
相手は同じ埼玉ボッチャクラブの仲間。日本選手権前からお互い必ず揃って決勝トーナメントへ進出しようと話していた選手。
試合が始まると相手に常に流れが向いていて、結果的に最終エンドまでその流れを変えることができなかった。この場所にボールを置かれると嫌だなと思う所に置かれ、このままじゃまずいなぁ…と思ったときには時既に遅し、逆転することが難しい状況だった。
いつものように戦えば勝てると思っていたため、自分自身の中でどこかで油断していたように思う。試合の映像を見るたびに何故そこにボールを転がしたのかもわからず、それほど集中力に欠けていたように振り返って感じた。
・予選リーグ3試合目
5対5(勝ち・タイブレーク)
自分が苦手とするボールを使っている選手。過去にこの選手と戦ったことのある選手はやりづらい、くせ者という多くの人が思っているほどの選手。
大量得点にこだわらずに焦らず取れるときに確実に点数を重ねていこうと意識し、2エンド目の終了時点で5対0。点数差関係なく、この試合で勝てば決勝トーナメントへ進出は確定のため、3エンド目に入る前に決勝トーナメントの戦いにつなげる意味でも思い切った戦いで攻めていこうとアシスタントとも話していた。3エンド目、攻めていこうと思ったのは良いが攻めにいきすぎてしまい、相手のボールを弾くことができず守りも甘く、一気に4点をとられてしまった。1点差となった4エンド、1点を取られ5対5となりタイブレーク。タイブレークでなんとかギリギリのところで勝つことは出来た。危うく予選リーグで敗退するところであった(汗)
予選リーグ2勝1敗で得失点差で1位通過。決勝トーナメントの対戦相手からも2位通過を希望したかったがそんなにうまくはいかず、決勝トーナメント初戦は優勝候補の1人との対戦に決まった。
予選リーグ3試合のような戦いをしていては決勝トーナメントで勝ち上がり優勝することは難しい。既に国内選手に1敗したこと、余裕を見せてタイブレークまで進んでしまったこと、相変わらずの気の緩みが課題として残ったまま予選リーグは終了した。
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