世界選手権大会
8月9日~20日までイギリス(リバプール)で開催された世界選手権大会に出場してきました。
この大会は東京パラリンピックに向けて世界ランキングを上げるためにももっとも重要な大会です。
12時間かけての渡航に8時間の時差、やっぱり身体はしんどいものです(汗)
現地に着き、翌日から練習、翌々日には道具チェックや開会式が行われ、個人戦のスタート!
予選リーグは3試合、4選手の中から上位2名が決勝トーナメントへ。
1試合目、リオデジャネイロパラリンピック金メダリストの選手。リオ以降は大会出場を控え、久々の復帰戦。
どんなプレイを見せるのかと他選手も期待して多く観戦している中、8対1で大敗。
自分が1球のミス投球をすれば、それを見逃さず、3点、4点と取りにこれる戦術には戦っていながらも「上手いなー」と感じてしまうほど、正直レベルが違かったです。
2試合目、自分がリオデジャネイロパラリンピックで負けた世界ランキング8位の選手。リオで負けて以降、早くリベンジしたい!と思い続けていた中で訪れたチャンス。
相手にミスが多かったことやこの選手の試合映像はたくさん見て対処を考えていたこともあり、競り合った試合ができて4エンド目終了して3対3。
タイブレイクに弱い自分が1球目、2球目を完璧に寄せて、ギリギリで勝利。
3試合目、世界ランキングは自分より下だが、今年に入って国際大会で上位に食い込む力をつけてきている選手。この選手に勝てば決勝トーナメント進出が決定だが、これまで何度もこういう戦いで負けてきたので、要注意だなとは思って挑み…
2エンド目が終わって5点を取られる最悪な展開、相手はシンプルなことしかやっていないのに、いつもの負けパターン(汗)
この負けパターンは自分で分かっていたため、3エンド目から切り替えて集中し直してと挑んだが、その後も細かい修正ができず、3対5で敗退。
終わりました、世界選手権…
世界ランキングを上げることもできず、逆に今と変わらずか下がるでしょう…
2戦目を勝っておきながら3戦目を落とす…
自分の甘さ、弱さをまたしても痛感。。
自分自身が成長していないわけではなく、以前からの変化や成長を感じれる部分は少なからずありました。
ただ、自分が1大会ごとに1成長していても、他選手は1大会ごとに2成長しています。
これでは差が広がるばかり…(汗)
すぐに試合で負けた分、たくさんの試合を見ることはでき勉強かできました。
他のクラスの試合もたくさん見られて、あまりにも見過ぎて見疲れしちゃいました。
ただ大会にこういう形でいるのはしんどいなーと感じる日々でもありました。
BC1.2のチーム団体は、世界一まであと一歩届かなかったものの銀メダル獲得!
準々決勝、準決勝からも「勝負強さ」をとても感じ、とても素敵な試合を見させてもらいました。
自分にはこの「勝負強さ」が欠けています。
身近に「勝負強い選手」がたくさんいるからこそ吸収できたらと精進していきます。
これからの国際大会、世界ランキングが上がらない分、これまで以上に勝ち上がることは厳しくなります。
つまりは自分が勝ち上がれる力、這い上がれる力をつけない限りは沈むばかり…自分次第!
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