アジア・オセアニア地区 地域オープン大会 

3月16日~21日までBISFed主催の国際大会が三重県伊勢市で開催されました。
 
国際大会のランクとしては最も低い大会ですが、世界ランキングのポイント対象大会であり、個人戦、ペア戦ともに確実にメダルを獲得しておきたいところ。



BC3クラスは世界ランキング上位の選手や国が出場するため、国際大会のランクとしては低くても自分より力のある選手が多数出場。
今の自分でどこまで戦えるのかを試しつつ、最低限の結果を残せるように挑みました。
 
個人戦の初戦の相手は世界ランキング外の選手。
「普通に戦えば勝てる…」という油断なのか気の緩み…
試合がスタートし序盤から相手に点数を取られ、なんかおかしい!?と焦り出し、この展開はこれまでにも経験したことのある負ける展開(汗)
 
ボッチャを始めて、過去最高の大量失点0対10で負けました。
 
個人戦は3人1リーグ。
各リーグの1位+全体のリーグの2位の中で得失点の上位3人が決勝トーナメントへ上がれるシステム。
 
初戦での大量失点での敗北。
2戦目を勝ったとしても得失点で決勝トーナメントへ進出できる可能性はかなり低い状況。
 
2戦目をどう戦うかをコーチやアシスタントと相談し、2戦目は勝ち負け以上に今後に繋げる戦いに切り替えてプレイスタイルを変え、奇跡的に大量得点が取れ、9対0で勝ちました。
 
試合途中から他のコートの試合状況を確認しながら、何点取れば決勝トーナメントへ進出できるかを考えながら戦い、最終的にはリーグ2位の得失点の上位3人目に入り、ギリギリで決勝トーナメントへ進出しました。
 
決勝トーナメントでは準々決勝で前回負けたオーストラリアの選手に明らかな力の差を感じ負け、個人戦の結果としては6位で終わり。
 
元々の組み合わせではメダル獲得しやすいものでしたが、組み合わせ以上に実力が足らず、今大会もベスト8で終わりました。
国際大会、3大会続けてのベスト8で負け、メダル獲得の前には大きな壁がありますね(汗)
 
ただ毎度毎度なことにはなっていますが、今より強くなるためのヒントや世界のトップ選手は持っていて自分には無いモノを知ることは出来ました。
同じセリフばかりですが次に生かします!
 
 
個人戦が終わり、翌日からはペア戦。
BC3クラスは個人戦での活躍が出来なかった分、ペア戦では結果を残せるように各自が気持ちを切り替えて挑みました。

ペア戦は5か国での総当たり戦。
ちょっとしたハプニングがあり日本は初戦は負けたものの、残り試合はしっかり勝ち、3勝1敗で銀メダルを獲得できました。
 

昨年とはペアが変わり、新しいメンバーと組んでのペア戦。
練習期間もほとんどなかった中で世界ランキング上位のオーストラリアとシンガポールに勝てたことは評価ができるとい思い、次戦のペア戦は金メダルを目指します!
そして、次こそは個人戦でもメダル獲得を!!
 

高橋和樹

パラリンピック競技種目・ボッチャ BC3クラス

0コメント

  • 1000 / 1000